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7年程前の1999年当時に、Ken
Guitars10周年記念モデルをFenderにオーダーするにあたり、どのモデルにするか色々と悩んでいました。そんな時、御客さんのK氏に「Zebra
Wood Telecasterが良いじゃな。」と言われて。私も、K氏も現物を見た事も、触った事もなかったので(1968年に1本だけ作られたと言われていて、本で写
真だけは見た事がありました。)どんなサウンドなんだろという事で盛り上がり、Master
Builderにオーダーする事になりました。
ギターが出来てくるまでは「ルックスは、めちゃくちゃカッコ良いけど重いだろうし、サウンドはあまり期待できないかなー。」
「オールローズの様に中をくり抜いていないから、かなりサウンドも期待出来かも。」などと色々想像しながらギターが完成して来るのを楽しみにしていました。ギターが完成してショップに到着して早速ケースから出して音だししたところ抜群のサウンドに正直びっくりしまた。早速K氏に連絡をするとK氏が来店されて試奏。K氏「複合材の良いところが全部でた感じだね。こんなに良いとは想像していなかった。」と私も「オールドといい勝負ですね。」すっかり気に入ってしまい、その後ストラトバージョンもオーダーしてしまいました。
そんなある時、K氏が「アコースティックも作ったら面
白いかも。ルックスが、凄そうだけどどんな鳴りになるかなーはははは。」と少々無責な発言を・・・。そう言われて私は、うーんやってみた!! いや作るぞ!! という事になったのですが、日頃忙しさの中で具体的な事は進まないままでいました。
そんな時山野楽器の海外事業部の人がGibsonのモンタナ工場のゼネラルマネージャーERIC
C. KLOTZ氏を連れてショップに来ました。( 2002年の6月当時 )
あっ、そうだ。という事で 「Zebra WoodでJ-185を作れます。」と聞くとあっさりと彼は「作れと言うなら材を調達して作りますよ。時間は掛かるけど。」との事。もちろん「お願いします。」仕様はバックとトップをゼブラウッドにしサイドをマホガニー(ゼブラのテレキャスターと同じ構成。)にしてネックマホガニー/指板エボニ−というものでした。
それから長い間、すっかり忘れかけた頃に「出来て来ましたよ。」と連絡があり納品になりました。私には、今回オーダーした仕様で良いサウンドが出ると始めから確信はありましたが、到着して(日本側でナットに手を入れたのですが、
少々気に入らず自分自身で手を入れましが。)音出しするとハカランダバックサイドのギターの様なサウンドで、適度なサスティーンとレスポンスの良さ、リバーブ感も心地よく、バランスも抜群で複合材の良さが全て出ている感じでとても気に入りました。鳴りはまだまだ時間が掛かる感じでしたので、後は弾き込まなくては!!!
現在は、大分鳴ってきましたが、ギターが「まだまだ。もっと沢山弾け。」と言っています。(もちろん、初めから結構な鳴りではありますが。)
全てギターを知っている訳もないのですが、知っている限りではゼブラウッドを使ったアコースティックギターは見た事がないので、(2003年当時。)多分、世界初だと思います。
素晴らしいサウンドですから各メーカーさんがやってくれないかなー、と思っていたのですが、Gibsonが、ゼブラウッド
バックサイドのHumming Birdや(トップは、スプルースです。)当時「ゼブラウッドトップのLes
Paulも良いかも。」と言っていたゼブラウッドのLes Paulも作られました。(私は、手にしていません。)
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