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A氏.「何時も、おやじの館を楽しみにしていたんですよ。」
「復活して欲しかったんですが。ケンさんが、仕事も、道楽も、あっちこちに気が行っていて。」
私. 「別に、そういう訳でもないのですが、後始末まで考えると大変なんですよ。館も。」
A氏.「 気楽にやってしまいましょ。」
私. 「元々は、そういうつもりで始めたのですが。」「もう10年も前の話になってしまいましたね。最近、歳のせいか、やたらに時間が経つのが早い。」
A氏.「そう。早い。私は、ケンさんより歳上だからなおさら早い気がする。」「ところで、おやじの館のメンバー方達は、皆さんは、お元気にされていますか。」
私. 「この前、Wさんが、遊びにいらしゃっていました。」
「最近、KさんとNさんがお見えになっていませんね。」
「もっとも、オープンしている日が、少ないと色々な方から言われていますが。」
A氏.「ハハハ。」
「話しは変わりますが、この前のスタッドボルトの加工、凄く効いた。」
「オールドも持っているけど。今となっては、気楽にオールドを持ち歩く訳にもいかなくなってきて、Historicを持ち歩くの事が多いけど。」「やはりオールドと比べると。」
私. 「オールドの味を知ってしまッうと当然物足りないでしょうね。」
A氏.「テールピースもバーブリッジもAngelに変えて凄く良くなって、(Angel
Parts) さらにスタッドボルトの加工でかなりオールドに近い鳴りになった。」
私. 「この前、バーブリッジを買いに来たお客さんに、(スタッドボルトもオールドと同じものを出さないですか?)と聞かれたので、(今のところ予定はありません。鳴りを良くするには、こういう
加工もありますよ。 )と勧めさせて頂きました。ただ、そのお客さんはオールドのパーツを探すという事でした。」
A氏.「スタッドボルトもやりましょう。もっとも私は、Historicに関しては、この加工でかなり満足ですが。」
私. 「はたして、どれだけの方が、買って頂けるかという事になってしまいます。商品化するとなると中々大変なんです。」
A氏.「確かにそうでしょう。それに、ケンさんは、凝り性だからテールピースの様に、妥協無しで作るとコストも掛かるでしょうし。まあ、100万個程売れれば、大丈夫。ハハハハ。」
私. 「Aさんが、99万個程 買って下さるなら直ぐに商品化します。」
A氏.「そんなに、Les Paul系のギター持っていないしなー。ハハハハ。」
「取りあえず、スタッドボルトの加工で行きましょう。皆に勧めましょ。」
私. 「それが、また、まずいんですよ。」「解って頂ける方は良いのですが。うっかりホームページに書こうものなら大変です。」
A氏.「そうか。でも、お店では勧めているんでしょ。」
私. 「まあ、裏技的な方法ですし、何か良い方法がありませんかというお客さんには、時々。」
A氏.「よく思うけど、ケンさんは、色々と思い付くよね。」
私. 「私達の若い頃て、物がなかったし、お金もありませんでしたから、何とか自分で出来ないかと色々考えてやりましたから。」
「それで、簡単で、お金のあまり掛からない方法はないかと考える癖というか、思考パターンというか、があるんです。」
「本体は、もちろんですが、ギターのサウンドは、パーツの物理的な音響特性が非常に大事です。Historic等のギターの場合は、オールドのパーツと同じものを作るか、なるべく似た音響特性を持つパーツにするかでかなり良くなりますから。」
A氏.「そうだね。今のパーツは、オールドのパーツと比べるとほとんどデットな音だし、違う音がする。」「だから、オールドクルーソンのと同じ音のするチューナーを作りましょう。」
私.「99万個、買って下さいね。」
A氏.「ハハハ、 そんなにクルーソン系のチューナー付いたギター、持っていないしなー。」
私.「 それに、オールドクルーソンと同じチューナーを作るとなったらスタッドボルト以上に、物凄く大変です。」
A氏.「 そうでしょうね。」「ところで再開するおやじの館は、そのまま、おやじの館でやるの。」
私. 「やはり、おやじぽくって、新しい感じという事で、ニュー・おやじの館というのはどうでしょう。」
A氏.「ハハハ。それが好い。ハハハ。」
私. 「私の場合、無理しておやじしてますから 。無理しておやじぽい思考で考えて。」「Kさんなんか、本当に、正真正銘のおやじです。過去にどれだけおやじギャグを聞かされた事か。」
A氏.「どういうの。」
私. 「覚えているギター絡みのものですと(レリック・クラプトン・モデル)とか、おめでたい感じの(タック・松もの・モデル)とか、(Anodized
Pickguardを『あのダイズド』とか『そのダイズド』とか『このダイズド』とか、あまり色々聞かされたのでほとんど忘れましたが。
A氏.「ハハハ。」
私. 「そうそう、フェンダーのレリックや、ギブソンのエイジドが発売された頃に(新品、キズだらけ。)とか、(エイジド、チョイキズ展示品特価て、どのキズが、チョィキズだ。)というのもありました。」
A氏.「ハハハハ。確かにその通り。ハハハ。」
私. 「おやじギャグて、うっかりしていると伝染するんです。」
A氏.「 ハハハ。」「そうだね。エリック・クラプトン・モデルやレリックを見たらレリック・クラプトン・モデルが頭の中で回りそうだね。ハハハ。」「一字違いで、意味がありそうな、なさそうなでやっぱり傑作だね。」
私. 「ほら伝染するでしょう。 (タック・松もの・モデル)を聞かされた時は、トラ目トップに、松と鶴の彫刻があって、指板にもグリーン系のアバロンを使った、枝振りの良い、松のインレイが入っている、そんなLes
Paulの絵が、頭に浮かんで困りましたもの。」
A氏.「そんなLes Paul欲しいな。ハハハ。」「いけない、いけない。私も、そんなLes
Paulの絵が頭に浮かんで来た。」
私. 「忘れましょう。」
A氏.「ハハハ。」
私.「最近、歳なのか、凄く忘れっぽくなっていますから。」
A氏.「話しは変わるけど、この前頂いたシルバ二アの5AR4がとても良かった。別
のアンプかと思う程良くなった。音の出方もパワー感も全然違う。」「元々付いていた00なんかダメ。世間ではやたら高いし、良い、良いと言われているけど。」
私.「まあ、どうしてこれが良いの?という事はよくあります。どこが良いの?、迷信?。」
「ただ、本当でも、ダメでも、良くないとかはまずいです。色々と。」
「良いものを良いと言うのは、かまわないですが。」
A氏.「うーん。」
私. 「アンプの話ですが、音が変わる順番は、整流管、パワー、ドライブ管という順番です。」「整流管は、てきめんに効きますでしょ。」
A氏.「効く。」「やはりUSA管は良いね
。ただ、シルバ二アの5AR4は、秋葉原を歩いても、ネットで探しても中々ないね。」
私. 「5AR4は、アメリカであまり使われなかったようです。ヨーロッパの方で、メジャーな球のようです。(ヨーロッパ名は、GZ34。)」
「そんな訳で、アメリカであまり生産されなかったみたいです。」「アメリカの大手ブランド◯◯◯の5AR4(GZ34)は、OEMのもをよく見かけます。イギリス製とか、日本の松下のものとか。」
A氏.「パワー管なんだけれど(6L6GC)GEとシルバ二アでは、同じUSA管でも結構音が違う。」「当たり前と言えば、当たり前なんだけと。私の好みからするとシルバニアは歪み系に、GE系は、クリーン系が良いかな。」
私. 「そうですね。違います。」
A氏.「始め、球は、深みにはまりそうと思っていたけどケンさんお薦めのもので完結してしまった。」
私. 「まだまだ。オーディオも球にしましょう。散財する事、受け合いです。」
A氏.「それは困る。ハハハ。」
私. 「 私だけ散財するのは、と言うか、今までに、すでに、物凄く、散財してしまっていますから、他の人も巻き込んで。」
A氏.「ハハハ。だって球にするとなるとスピーカーシステムも変えないと。」
私. 「そうです。我々は、生い先短いのですからどんどん散財してしまいましょう。」
A氏.「いや、少なくとも、後、40年は生きるつもりだから。」
私. 「まっあ。なんて欲張りな。 」
A氏.「ハハハ。」
私.「昔、Kさんが良く話していたんですが、全てのものに致◯量というものがあると。」
「お酒を永年大量に飲んでいれば、ある時身体を壊す。タバコもそうですし、砂糖も塩も、運動も、どんなものでも、どんな事でも限界点がある。」
「Kさんが、(そろそろギターの致◯量を超えるかなー。)なんて言っていました。」
「Aさんは、まだ、まだ球に関しては全然大丈夫。どんどん行きましょう。」
A氏.「ハハハ。まずいまずい。ギターに限らず色々とはまって来たから。」
「ほら、複合的な要因で限界点に達してしまうて事もあるから。ハハハ。」
「大酒飲みで、ヘビースモーカーで、塩辛いものが大好きで。でも元気だったのが、流行りのスイーツに凝って甘いもの食べ放題。で、止めを刺してしまう。」
「最後のあれが悪かったかなー。なんてね。ハハハ。」
私.「まだまだ大丈夫です。何の根拠もありませんが。」
「それに、90過ぎまで生きるとなるともっと球を確保しないと。」
A氏.「 ハハハ。」「そういえば、Nさんとか凄い量の球を確保しているんでしょう。」
私.「多分、後、100年分程。」
A氏.「ハハハ、困ったものだ。」
私.「 困ったものです。」
A氏.「話しは変わるけど、秋葉原は、今、凄い事になってるね。」
「この前、ぷらぷらと球探しと思って日曜日に来て・・・。中央通りの歩行者天国は、とても恥ずかしくて、正道派おやじには歩けない。」
「コスプレで、歌ったり、踊ったり、写真を撮ったり。」
私.「うちのアメリカ人のお客さんで、正道派おやじの方が、(アキバは、動物園みたいだ。)と言っていました。」
「ところで、球、絡みで、これ。Champion600」
A氏.「何、復刻版。Fender Japan
?」
私.「知らなかったでしょ。USAです。製造は、中国。」「で、球で定価\33,000です!!。」
A氏.「じゃ実売は、2万円台前半。へー。安い。」「まさか整流管仕様。」
私.「そこまでは。ダイオードーです。」
A氏.「新発売なの。」
私.「いいえ、出ているの知らなくて。昨日、他の楽器屋さんに行った時に、山積みで売っていて初めてしりました。」
「店長さんに(こんなの発売になったんだ。)と言ったら(えっ、知らなかったんですか。前から出ていますよ)と言われてしまいました。」
「思わず、店に戻ってから即、注文してしまいました。」
「で、ですね。音なんですが。」
A氏.「凄いじゃない。この価格、このルックス、この音。何の文句もない。」
私.「ただ、全開にするとスピーカーが負けてしまって、アンプじゃなくてスピーカーが歪んだ音が混じるのでそこが・・・・。」
「それに、やはりオールドに比べるとちょっと耳障りなAMPの歪み、平面
的な音、本質的に細い音。」
A氏.「この価格で、そんな事を言ってはいけない。ハハハ。」
「この手のものは、ストックで楽しまなきゃ。」
私.「 まったくそうですが。つい、つい。」
「そこで、取り出しましたのは、この、RCAの1952年製のJAN 6V6GTYと1980年代製のGEのJAN
12AX7WA。」
A氏.「その RCAの1952年製JAN 6V6GTYは、10年程前のおやじの館で絶賛していたもの?。」
私.「そうです。」 「じゃ差し換えますね。」
A氏.「嘘みたいに音が変わった。太くなったし、馬力感が違うし、歪みも心地良い感じに変わった。」
「ブライドテストしたらオールドと区別つかないかもしれないな。」「このJAN
6V6GTYは、在庫あるの。」
私.「私の分は。」
A氏.「いっぱい、まだ、在るんでしょ。」
私.「私の分は。」
A氏.「 困ったものだ。」
「Nさんの事は言えない。」
私.「これがないと6V6GTを使っているアンプの音が・・。」「また、1台増えたし。」
A氏.「Champion買うの。」
私.「もちろん。」
私.「で、12AX7もGEの12AXWA
へ。」
A氏.「透明感が増して、輪郭もさらにはっきりした。」
A氏.「球を分けてくれるなら私も欲しいな。」
私. 「この1952年製JAN
6V6GTYは、数年前までは、秋葉でも在庫を持ってる店もありましたが、今では、全く見かけなくなってしまいましたし。」
「アメリカでも、全然、同じものが見つからないし。」 「もっとも、何処からか出て来る可能性はありますが。」
「だから在るものは、私の分。」
A氏.「困りもんだ。」
私.「だって、ずーとギターアンプ用には最高だと言ってきましたから。もう知らない。」
A氏.「 ギターアンプ用というとオーディオでは違うの。」
私.「オーディオに使っても、ジャズなんかは最高です。 ただ、オーディオの場合、トータルで選ぶと1980年代製のシルバニア6V6GTがとても綺麗で空気感のある音で良いです。」
A紙.「まあ、ストックでと思っても、これだけ変わるとやはり球、換えたくなるね。」
「やっぱり、スピーカーもジェンセンとかに交換すればもっと良く?。」
私.「確かに、アルニコマグネットのユニットの方が、艶っぽい音になります。ただ、全開にするとオリジナルのChampionやChampもスピーカーが負けぎみですからどうでしょう。」
A氏.「やはり、ダンパーやエッジが負けるの。」
私.「そうですね。球のアンプは、ダンピングファクターが低いですからスピーカーの方である程度制動しないと。オーディオもそうですが。」「私は、JBLのK-120を別
箱に入れたものをChampのアンプ部で時々鳴らしていますが、ちょうど良い感じですもの。」
「音だけ聴いたら凄い高級アンプの音です。」
A氏.「そのChampには、スピーカーのアウトを付けているの。」
私.「そうです。」
「ただ、Champion、Champ系は、このパッケージが魅力なんで、この子のスピーカーを試しに換えてみようとジェンセンの8インチは注文してありますが。」
「JBLには、ギターアンプに使えるスピーカーは10インチからしかないので。」
A氏.「ジェンセンのスピーカー付けたら教えて。試しに来るから。」
「でも、今日欲しいなー。」「どうもこの手のものは、衝動買いしてしまうな。」
私.「ありがとうございます。税込み22,800円です。」
A氏.「球も。」
私.「何の事でしょう。」
A氏.「困ったものだ。」
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「ニュー・おやじの館」多分、つづく。
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