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おやじの館の始まりは、1998年になります。'90年の開店以来、私のキャラクターのせいか、面
白い(良い意味で)お客さんと親しくなり、店で、飲み屋で、店が終わってから店で、楽器
の話から始まって車、飛行機、 ラジコン、ツール、オーディオ等、好きな話しで、ああでもない、こうでもないと盛り上がっていました。
そんなある時K.Nさんというお客さんが『おやじの好きなものがいっぱい詰まった遊び場があったら良いのになー。』と話し始めました。
私も『それは良い。[おやじの館]なんていうネオンが 建物の上にチカチカしながら回っていたりしてね。』と言うとKN氏
『それは良い。あったら良いね。色々な部屋があってギターの部 屋、車の部屋とかあっておやじ以外は入れない。』
私が、『当然、ねえちゃんの部屋もあるんですよねきっと。』
NK氏 『それは当然あるでしょはははは。』 と笑い話をしていたのをやはりよく遊びに来ていたK氏に話した所
『それは面白い。広めたいね。雑誌に載せたら。広告も記事も面白くなるしね。』
私、『でも大変そう。』
K氏、『がんばって下さいね。』
私、『また、無責任な。』
K氏、『やろう、やろう協力しますから。』
私、『それじゃNさんやWさんにも声を掛けてみましょう。』という事になり、みんなで寄り合ったのが第一回の[おやじの館]
('98/4月号のギターマガジンに掲載したもの)になりました。
実際に寄り合ってみると話がどんどん脱線してしまい、ギターの部分が半分位
で、しかも収集が付かない。
考えてみればいつもは私とそれぞれのおやじ (お客さん)と話をしていたのが、みんなで集まってみんなで盛り上がるのですから無理は在りません。
誌面の制約もありなかなか[おやじの館]の様子を全て伝えられない事も多かったのですが、例えば「Gibsonのテールピースを(Gibso
nは50年代から70年代途中までアルミを使っていましたがコストの関係か止めてしまった。)アルミに変えないと本来の能力が
出ないからアルミに変えましょう。」といった話しは、ある程度、正しく広まったのでそれなりの意味はあったと思います。
それから、御登場はして頂いていませんが、多くの「おやじ」の方に館のメンバーになって頂きました。
ところで「おやじ、おやじ」って言うけど「おやじって誰?」と思われた方、次の条件に合えばあなたも[おやじの館]の住人です。
昭和30年代初めより前の生まれで、子供が歳を取ったみたいなもので、やたらと色々な事に興味があり、
欲しいとなったら何が何でも欲しくて、その為の努力をまったく惜しまず、道楽に邁進し、仕事はどんなにきつくとも、ぶーたれながらも貫徹し、
世の中の流行には興味が無く、(その時、自分が盛り上がっている事が流行。というかそれにしか興味を示さない。好きな事をしている時、「満面
の笑顔を浮かべているよ。」と言われたらあなたも[おやじの館]の住人です。
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