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Les
Paul Standard Gold Top 1953年製
ギブソン初のソリッドギターとして、また、フェンダーブロードキャスター(テレキャスター)に次ぐ史上2番めのソリッドギターとして(量
産された。)1952年に誕生したのがレス・ポールスタンダードです。写真のギターは1953年の最も初期に作られたものです。ハコ物を思わせる美しいラインのアーチトップに見た目にとてもバランスの良いボディシェイプを持ち24
3/4インチのスケールのネックはとても弾き易いものです。ギブソン社が50年代に新機軸として登場させたトラビーステールピースを搭載した事やゴールドトップにしたところにもギブソン社の意気込みが感じられます。(50年代に発売された、ES-295,225もトラビーズテールピースを搭載しています。)ゴールドトップは発売当時レス・ポールより高額だったES-295と同一の仕様です。
トラビーズテールピースは、独特の鳴りを持ちハコ物に載っているとそれはとてもある種魅力的ですが、ソリッドボディのレス・ポールには、ベストマッチとは言いがたい面
もありました。 ギブソン社自体もそう思ったのか翌年からは、バーブブリッジに変更します。
前にも述べたように50年代の新機軸だったので搭載したと考えるのが順当とは思うのですが(ギブソンは、その後も10年単位
で何かしら新機軸を新しいoo年代に向けて、という形でやっていきますので。)もう1つ考えられるのは、レス・ポール氏自身もギブソン社もソリッドボディのギターのサウンドに一抹の不安があったのかも知れません。当時、ソリッドボディを作ろうというエネルギーはコンパクトなエレキギターを作ろうというものだったはずですので、もし今までのギターと音が懸け離れていたら不安だし(作る側もユーザーも)メーカーとしてはセールスも心配だったので搭載したとも考えられます。
そういう意味では、まったく歴史を背負っていなく、理論的に作られたブロードキャスターの方が始めから完成度が高かったと思います。だからこのレス・ポールスタンダードがフェンダーのブロードキャスターより劣っていたなどと言う事はまったく無く、その良い材や作りにP-90とも相まって素晴らしいサウンドを出していますし、到底今のギターが出し得ないサウンドです。ルックスも含め個人的にはとても好きです。
細かい仕様の話しになりますとES-295も同じですが、セレクタ−スイッチのRHYTHM/TREBLEのプレートは在りません。(在るものもあります。)クルーソンのチューナーは、Vintage
Room Vol.1のCF-100Eと同じシングルラインで文字の無いタイプです。ピック
アップは、もちろん名器P-90です。材は、何も文句の無いものです。威厳を保ちたたずむ姿はオールドギターだけのものです。
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